東海へ行ってきました

夏休みに子どもと2人旅に行ってきました。

普通の旅行は観光地を巡るものと思いますが、私たちは観光地には行かず、河川や用水路を巡ってその土地ならではの淡水魚を観察し、趣味のガサガサ(魚とり)を楽しみました。

まず、最初に奥三河に行きました。奥三河の源流にはトウカイナガレホトケドジョウというドジョウの仲間が生息しています。魚など到底棲めないと思うような源流に生息する、珍しい、とてもかわいいドジョウです。ずっと見てみたかったドジョウだったので、見つけた時は嬉しさひとしおでした。

次に、濃尾平野に向かい、上流・中流・下流さまざまな環境でガサガサをしました。濃尾平野では、カネヒラ・アブラボテなどのタナゴ類やトウカイヨシノボリ、ニシシマドジョウ、アジメドジョウなどのドジョウ類、アカザ、ゼゼラなど、濃尾ならではの淡水魚たちが姿を見せてくれました。今度はカワバタモロコ、デメモロコ濃尾型、ヒガイ伊勢湾周辺種などを観察してみたいです。特にカワバタモロコとデメモロコ濃尾型は生息地がどんどん消失しており、将来見られなくなる日も近いと思いますので、絶滅しないうちにフィールドで見ておきたい魚の一つです。

最終日には、「世界淡水魚園水族館 アクア・トト 岐阜」という日本最大の淡水魚専門に扱う水族館へ行きました。アクア・トト岐阜では長良川などに生息する淡水魚から世界のさまざまな地域の淡水魚まで、幅広い淡水魚を展示しています。淡水魚に興味がある人は絶対に一度は行ったほうが良いです。

最後に、日本固有の淡水魚の実に約4割が絶滅危惧種であり、あなたの街からも多くの淡水魚が人知れず姿を消していっています。日本の淡水魚は一見地味に見えますが、一つ一つの種ごとに奥深い魅力があります。魚が広く知られることが絶滅から救う第一歩ともなるので、身近な魚から魅力あふれる日本の淡水魚に少しの興味を寄せていただけると嬉しいです。

写真1:トウカイナガレホトケドジョウ 写真2:アユモドキ 写真3:ハリヨ 写真4:デメモロコ濃尾型  写真5:カワバタモロコ 写真6:セキショウモとクロモの森とシロヒレタビラ、ヤリタナゴ、アブラボテ、カワバタモロコ

営業部 小田